H・T 様 (獣医を目指す大学生の方)
商品:遺骨リング プラチナ950 テクスチャー凹凸仕上げ
幼少期の頃に同じく幼かった愛犬と出会い、高校を卒業するまで毎日一緒に散歩へ行きました。
日に日に年老いて行く愛犬を見て、私は少しでも長生きして欲しく、獣医を目指すことにしました。
愛犬を看取る獣医になろうとしていましたが
それは永遠に叶うことはなくなってしましました。
昨年の冬に愛犬を病気で亡くしてから、胸に穴が空いたような思いでした。
月日が過ぎても楽しいことがあっても穴は埋まる気配すら見せず、もうあの子に会えないということを思い出して気持ちを落としていました。
大切な存在の死との向き合い方の正解は見つかりませんでしたが
愛犬のただ一つの命を無くした今の私の気持ちはきっと、将来のかけがえのない宝になると思いました。この気持ちを抱いて獣医になる。私にしか出来ない、あの子の死との向き合い方です。
指輪は愛犬を亡くしたばかりの今の私と、時間が経って色々と忘れてしまった未来の私を繋ぐ為のものとして注文させていただきました。
学生の私には遺骨リングは決して安いものではなかったのですが
学生をしながらアルバイトで購入資金を貯めました。
素材については相談にのっていただき、一生愛用できる素材のプラチナの指輪にしました。
指輪の内側には、愛犬の命日と死因となった病名を刻印していただきました。
あの子が生きた証を覗く度、私は大切なことを思い出せると思います。
届いたものは、惚れ惚れするほど綺麗な指輪でした。
素晴らしい品を本当にありがとうございました。
遺骨リングの存在を知ってから、遺骨をアクセサリーとして身に付けることや安くはない値段について悩みに悩みましたが、今は心からお願いして良かったと思います。
同じ様にペットロスに悩む多くの人たちに、命との向き合い方の一つの手段として知ってもらうことに役立てていただければと幸いです。
大切な存在への想いを形にする皆様の活動に敬意を払うと共に、陰ながら応援しています。